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トレジャーハント 東西ローマ帝国の興亡

2013/04/03 00:26:04 | トレジャーハント | コメント:0件







トレジャーハントの紹介、第10回は「東西ローマ帝国の興亡」。

たぶん15世紀第5期から出現するトレジャーハントでしょう。



今回のレリックは2つです。

今までのレリックと違い、今回のレリックの冒険記については、2つとも、

誰かの著作というかたちで進んでいきます。 なので物語への入り込み方が弱く感じます。




今回のテーマは東西ローマ帝国のお話。

古代ローマは、王政から共和制を経て、帝政となり地中海に覇を唱えて、

その後、東西ローマ帝国に分裂します。

この王政ローマから、西ローマ帝国滅亡までの間を古代ローマと呼び、

滅亡以降を、ヨーロッパでは中世と呼びます。

レリックとしては、共和制ローマの時代から、一気に西ローマ帝国滅亡まで飛びます。

この間はカリグラ帝や、ネロ帝、五賢帝など、冒険クエストでたくさん出てくるので、省略したんでしょうか。



「ビサンツ帝国の女傑」




必要スキルは、探索11 考古学13 トルコ語。 

今回のレリックは結構要求スキルが高いんですよね。

発見場所は、トルコ北岸の奥地、アナトリア高原。

奥地に入って、すぐのところの鋭角に東に、その後道なりに南へ。

遺跡の入口を過ぎた先の大岩です。







アイテムの「踊り子の靴」は、口説き+2 社交+1 というもの。






「最後のローマ人」




必要スキルは、探索14 考古学16 ラテン語。

考古学16ということで、これはかなり難しい部類に入ると思います。

発見場所は、ジェノヴァ郊外の廃墟です。

真っ直ぐ西に進んで、1つ目の枝道を南に折れ、東に折り返すあたりにあります。







アイテムの「スティリコのカリガ」は、防御25 戦術+1 行軍+1 投てき術+1 というもの。

ちょっと投てき術+1はいいのですが、防御25でダンジョン潜るのはちょっと厳しいかなぁ・・・。







今回の2つレリックは、ローマ帝国の滅亡のお話です。

東西ローマ帝国は、5世紀、テオドシウス1世の死後、アルカディウスとホノリウスという

2人の息子により分割されたといわれますが、

巨大な帝国の統治の困難さは、共和制ローマの三頭政治の頃からあり、

その後帝政ローマへ移行した後も、西方・東方の辺境では蛮族との衝突、

帝国内部では何世紀にも渡り、反乱・内戦・分裂・統合が続いており、

最終的にアルカディウスとホノリウスの時代に、東西に分裂したとされています。

そして、西ローマ帝国は、分裂して100年もたたずに、

冒険クエストにも出てくるオドアケルによって滅亡させられます。

そのオドアケルも、東ゴート王国の王テオドリックに討たれ、

西ローマが支配していた地は、ローマの手から離れていくことになります。

余談ですが、テオドリックは、叙事詩「ニーベルンゲンの歌」に登場する

ディートリッヒの元になった人物です。



西ローマの荒廃に対し、東ローマはコンスタンティノポリスに首都を置き、

付近の蛮族を退けて繁栄を続けていきます。

しかし、古代ローマから続くローマ帝国と称しつつも、住民の多くがギリシア系となり、

急速にギリシア化が進み、7世紀頃からビザンツ帝国と呼ばれるようになります。

その後、一時は疫病などにより国力が疲弊し、イスラム帝国などに攻め込まれますが、

9世紀頃には国力も回復し、11世紀には西はバルカン半島、東はアナトリア付近まで勢力を拡大させますが、

13世紀の第4回十字軍の遠征によりコンスタンティノポリスは甚大な被害を受け、国力は低下。

そして、15世紀に入りオスマン帝国の侵攻によりコンスタンティノポリスは陥落し、

1000年にわたる東ローマ帝国の歴史は幕を閉じます。




「東西ローマ帝国の興亡」というテーマでありまがら、

今回の冒険記では、あまり内容が語られなかったので、補足も込めて書いてみました。

4月2日の21時にワールドクロックが回り、

約3時間の間に2つのレリック発見しながらブログ記事を書くのは疲れましたw
 
 

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