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トレジャーハント ローマと争いし者 1/3

2013/02/15 21:22:05 | トレジャーハント | コメント:0件




トレジャーハントの紹介、第9回は「ローマと争いし者」。

15世紀第1期・第5期から出現したトレジャーハントとなっています。

「ローマと争いし者」のレリックは3つで、今回はそのうちの「海賊女王テウタ」を紹介します。



「海賊女王テウタ」




必要スキルは、難易度低めの、探索5 考古学7 財宝鑑定3。

発見場所は、サロニカ郊外の奥地マケドニア、南の大岩です。

真っ直ぐ東に進んで遺跡のほうに行くと、遠回りになるので、

一度南に進んでから東に進むといいでしょう。







アイテムの「海賊女王の首飾り」は、収奪+1 社交+2

社交+2はなかなかですが、特筆すべきは使用時効果の駆除。

耐久も30あって、駆除スキルの無い大黒には、嬉しいアイテムです。



「海賊女王テウタ」は、イリュリア戦争の話です。

イタリア半島の、アドリア海を挟んで東側にあったイリュリア。

イリュリアの女王テウタ(海賊女王テウタ)の時代は、

共和制ローマはイタリア半島の統一を成し遂げ、西地中海の覇権をめぐる第一次ポエニ戦争が終結し、

シチリアを手に入れた頃で、領土拡張の最中でした。



イリュリアは海賊を庇護し、アドリア海のローマ商船からの略奪を行わせていました。

共和制ローマの元老院は2人の使節を派遣し、海賊行為の停止を求めますが、

女王テウタの返答は、「海賊行為はイリュリアでは合法であり、王であっても止めさせる力はない」

としたうえで、謁見の際、不遜な言動を行ったとして、使節の1人をローマへの帰途で殺させます。



この事件によって、共和制ローマの世論は沸騰し、イリュリアへ宣戦を布告。

第一次イリュリア戦争が勃発します。

これが、共和制ローマにとって初めてのバルカン半島への挙兵となりました。

海軍は200隻の軍船で現世界遺産のケルキラを攻めますが、

イリュリア側の司令官デミトリウスは戦わずして降伏してしまいます。

同じく陸軍は、イリュリアを北部から攻め、首都を包囲。

女王テウタは籠城して抵抗しますが、あえなく陥落し、第一次イリュリア戦争は終結します。

終戦後、女王テウタはどこかに姿を消したとされています。



このあと、デミトリウスを中心としたイリュリアと共和制ローマの間で、

第二次イリュリア戦争が行われます。

これについてもイリュリアは敗北し、その後は衰退の一途を辿り、

最終的には、再度共和制ローマに攻められ、ローマに直接支配されるようになります。
 
 

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