論戦のススメ
2013/02/06 19:46:14 |
アカデミー |
コメント:0件
論戦(公式戦はアカデミー)は、冒険クエストや地図発見物から得られるカードを使用し、
対人で勝負するカードゲームです。
カードには、発見物の難易度によって1PTから10PTの点数が割り振られており、
それを3枚ずつ出し合い、合計点で勝敗を競うというものです。
(ルールの詳細は、公式HPを見てください。)
http://cgi2.gamecity.ne.jp/dol/start/manual/mnl_10_01_02.htm
デッキは30枚で構成され、カテゴリーによって合計ポイントが決められています。
ですから、この30枚(以降:山)の組み合わせが、論戦の最大のキモといえます。
分かりにくいので、今回は論戦(アカデミー)の対戦回数を「-回」
論戦中の最大7回のゲーム(公式にはセット)を「-戦」と表示します。
論戦は1回最大7戦で行われ、先に4勝したほうが勝ちとなります。
30枚の山の中から、ランダムで5枚が選ばれ手札となり、
その手札の中から1枚がランダムで場に出され、手持ちの4枚から残りの2枚を選び、場に出します。
このとき、使用されなかったカードは、山に戻されますが、
一度使用したカードは、論戦が終わるまで使用できなくなります。
この出された3枚の合計が大きかったほうが勝ちとなるわけですが、
単純に3枚の数値を足すだけではなく、Combo及び属性の加算を考慮していくことになります。
Comboは、カードの組み合わせにより発生し、そのボーナスが加算されます。
例えば、オスロ1PT+ベルゲン1PT は4PTボーナスなので、
1枚目 コアリクイ3PT
2枚目 オスロ1PT
3枚目 ベルゲン1PT と場に出した場合、
3+1+1+ボーナス4=9PT となるわけです。
出す順番はComboには関係ありません。
また、同じく場には属性というものがあり、
同じ系統のカードであれば+2、同じ種類のカードであれば+3というように、
その数値も加算されます。
例えば、上の例の場合で、属性が生物(コアリクイ)だったとしましょう。
すると、
3+1+1+ボーナス4+属性2=11PT となるわけです。
ですが、同じ属性のカードが場に4枚出されると、場の属性が変化してしまうため、
このあたりの腹の読みあいが、また重要となってきます。
強力なComboではありますが、自由に出せるというものではありません。
Comboが発生する特定の組み合わせを、場で作る必要があるわけですから。
そもそも5枚の手札がランダムであり、そのうちの1枚はまたランダムで場に出てしまうため、
運(流れ)が悪いと、Comboどころではなくなってしまう場合もあり、
非常に運に左右されてしまいます。
しかし裏を返せば、強いプレイヤー相手にでも、勝つことは可能ということになります。
では、実際にデッキの構築について考えていきましょう。
しかし、上にも書いたとおり、運に左右される部分が大きいので、
デッキの構築は、どれが正解とは言えません。
なのでここでは、こういうデッキがオススメですよと述べるのはナンセンスなので、
デッキを構築するための手順を考えていきます。
1.何を使うか
例えば生物が得意で、生物のカードがいっぱいあれば、それを使用します。
いろんな種類を組み合わせてもいいし、単一でもいいんです。
要は何でもいいです。
2.一覧表を作成します
持っているカードでできるComboを、Wikiなどで調べて一覧にします。
このとき重要なのは、「Comboボーナスのポイント」と「それを構成するカードのポイント」です。
その一覧を、「構成するカードのポイント」で括っておきます。
例えば
4PTボーナス (2PT)
オスロ1+ベルゲン1
ストックホルム1+リューベック1
シラクサ1+チュニス1 というように。
この場合だと、「構成するカードのポイント」は2ですね。
これを、デッキの上で、オスロ1+ベルゲン1 を使用するとします。
それで、アカデミーで1敗して、「オスロ」を失ったとします。
するとオスロ1+ベルゲン1のComboは使えなくなるので、デッキから対になる「ベルゲン」を外し、
「ストックホルム」と「リューベック」を入れれば、同じポイントのカードが補充でき、
すぐに立て直しが可能になるため、この一覧は作っておくと便利なんです。
3.構築
一覧から、「構成するカードのポイント」を足して、カテゴリーのポイントに合わせていきます。
カテゴリーは、100PT、150PT、200PT、無制限の4種類。
枚数30枚は固定なので、おのずとカテゴリーが上がると、ポイントは高くなります。
高ポイントで高ボーナスのComboを軸にして、残りは低ポイントで低ボーナスのComboとか、
中ポイントで中ボーナスのComboを集めてバランス良くとか、
そういうのは、この段階で考えます。
ただし、立て直しのことを考え、できれば「枚数を足したポイント」が同じものを、
予備として複数用意しておくとよいでしょう。
4.使いやすいカード
サモトラケのニケ10+ミロのヴィーナス10
ミロのヴィーナス10+ラオコーン7
などのように、2つのComboに共通している、「ミロのヴィーナス」などは、
使い勝手が良いカードと言えます。
こういうカードは、他にもいくつかあるので、活用してみましょう。
ただし、3枚Comboにも言えますが、こういう組み合わせは、2枚ずつの組み合わせを壊します。
またロストしたときのダメージがすごく高く、立て直しが困難という側面もあるので注意です!
5.Comboに拘らない
何もかんでもComboに拘る必要はありません。
流れが悪くて、Comboを作りたくても作れない局面なんで、ザラにありますから。
ロストによって、Comboが作れなくなったら、同じPTのカードを入れておけばいいんです。
1つや2つComboが出せなくなっても、大勢に影響はありません。
6.強化や弱体
今まで、ボーナスのComboの話をしてきましたが、
それ以外にも、自分の○枚目のカードを強化したり、相手のカードを弱体したり、
相手の手札がオープンになったりなど、特殊効果を持つComboも存在します。
なかなか面白い効果が出たりするので、これも見逃せません。
デッキについては、以上のような感じです。
とはいえ、論戦はデッキがすべてではありません。
もちろん運が非常に大切なのですが、カードを出す順番などの戦術も重要なのです。
そのためには、実戦の数日前から、フレなどと論戦で練習しておくといいでしょう。
やっぱり、数をこなした人のほうが強いですし、アカデミーだけの参加だと、
勝負勘も鈍っていますからね。
例えばの状況でお話してみます。
1枚目のカードが出されたとき、相手は5PT、自分が3PTだとしましょう。
残りの手札は1枚が2PT、残り3枚は1PTだったとします。
この場合、相手が残り2枚とも1PTを出したとしても、5+1+1=7PT。
自分は最大でも、3+2+1=6PT。 絶対に勝つことはできません。
これを瞬時に計算して、次の手を考えます。
このとき、あえて速攻で2Pカードを切ってみます。
すると、相手は、
「1枚目と3枚目でComboを狙ってるかな?」
「これは4PTComboを狙ってるな…すると、2枚目は何を出そうか…」
などと考えるでしょう。
これが狙いです。
相手はその1戦を捨てるか、それとも勝ちに行くか考えることになります。
このとき、相手の手札にに9PTのカードがあったとしましょう。
これなら勝てると踏んだら、2枚目に9PTを切りたくなったりしますよね。
もしかしたら、3枚目にも高PTカードを切ってくれるかもしれません。
でもこちらの出す3枚目のカードは1PT…。
負けが確定している1戦を失ったとしても、相手に意味なく高PTカードを使わせたわけです。
まあ、これはほんの1例ですが、
こういう腹の読みあい・心理戦が、論戦の重要な要素となります。
_______________________________________
下手でも、負けてもいいじゃありませんか。
カードロストが怖い? 高PTのカードをロストできれば、
希少クエストがもう1回できたり、高い経験値のクエストができたりするんですよ?
かえっておいしいところもあるんです。
ルールも大して難しくありません。
昨夜、小6の息子にやり方を教えてあげたら、ハマリまくってました。
それぐらい簡単です。
でも、2ndキャラを使って、10時過ぎても対戦してたら、
父子揃っておかーさんに叱られてしまいましたwww
今夜もお風呂上がったら遊ぶ約束していますw
アカデミーの参加者は、どんどん減少しています・・・。
90分の時間内に、規定の15回をこなせないこともあるぐらいです。
ある程度冒険をすれば、実戦できるデッキは組めるようになりますから、
論戦をやったことない方でも、一度やってみて、慣れてきたらアカデミーにも是非参加してみてください!
楽しいですよ!!
Author:大暗黒天.
三重県に住む3児のパパです。
三重県中南勢の美味しいお店や、好きな音楽、日々の美味しい商品の紹介などをメインに書いています。
プロフィールの絵は、末っ子が幼稚園年長さんの頃に描いてくれたウサギさんです。
毎日更新です。
- 2023年05月 (31)
- 2023年04月 (30)
- 2023年03月 (31)
- 2023年02月 (28)
- 2023年01月 (31)
- 2022年12月 (31)
- 2022年11月 (30)
- 2022年10月 (32)
- 2022年09月 (30)
- 2022年08月 (31)
- 2022年07月 (31)
- 2022年06月 (30)
- 2022年05月 (31)
- 2022年04月 (30)
- 2022年03月 (31)
- 2022年02月 (28)
- 2022年01月 (31)
- 2021年12月 (31)
- 2021年11月 (31)
- 2021年10月 (31)
- 2021年09月 (30)
- 2021年08月 (31)
- 2021年07月 (31)
- 2021年06月 (30)
- 2021年05月 (31)
- 2021年04月 (32)
- 2021年03月 (32)
- 2021年02月 (28)
- 2021年01月 (31)
- 2020年12月 (31)
- 2020年11月 (29)
- 2020年10月 (31)
- 2020年09月 (30)
- 2020年08月 (32)
- 2020年07月 (30)
- 2020年06月 (30)
- 2020年05月 (32)
- 2020年04月 (30)
- 2020年03月 (31)
- 2020年02月 (29)
- 2020年01月 (31)
- 2019年12月 (31)
- 2019年11月 (30)
- 2019年10月 (31)
- 2019年09月 (30)
- 2019年08月 (31)
- 2019年07月 (31)
- 2019年06月 (30)
- 2019年05月 (33)
- 2019年04月 (30)
- 2019年03月 (35)
- 2019年02月 (29)
- 2019年01月 (32)
- 2018年12月 (32)
- 2018年11月 (30)
- 2018年10月 (32)
- 2018年09月 (31)
- 2018年08月 (33)
- 2018年07月 (32)
- 2018年06月 (30)
- 2018年05月 (32)
- 2018年04月 (35)
- 2018年03月 (35)
- 2018年02月 (31)
- 2018年01月 (35)
- 2017年12月 (37)
- 2017年11月 (35)
- 2017年10月 (34)
- 2017年09月 (32)
- 2017年08月 (33)
- 2017年07月 (32)
- 2017年06月 (33)
- 2017年05月 (32)
- 2017年04月 (35)
- 2017年03月 (36)
- 2017年02月 (28)
- 2017年01月 (22)
- 2016年12月 (15)
- 2016年11月 (11)
- 2016年10月 (13)
- 2016年09月 (11)
- 2016年08月 (12)
- 2016年07月 (15)
- 2016年06月 (12)
- 2016年05月 (14)
- 2016年04月 (13)
- 2016年03月 (13)
- 2016年02月 (13)
- 2016年01月 (13)
- 2015年12月 (14)
- 2015年11月 (13)
- 2015年10月 (13)
- 2015年09月 (13)
- 2015年08月 (12)
- 2015年07月 (14)
- 2015年06月 (13)
- 2015年05月 (14)
- 2015年04月 (13)
- 2015年03月 (15)
- 2015年02月 (12)
- 2015年01月 (13)
- 2014年12月 (14)
- 2014年11月 (15)
- 2014年10月 (12)
- 2014年09月 (13)
- 2014年08月 (15)
- 2014年07月 (15)
- 2014年06月 (14)
- 2014年05月 (13)
- 2014年04月 (16)
- 2014年03月 (17)
- 2014年02月 (13)
- 2014年01月 (14)
- 2013年12月 (21)
- 2013年11月 (15)
- 2013年10月 (15)
- 2013年09月 (15)
- 2013年08月 (14)
- 2013年07月 (15)
- 2013年06月 (12)
- 2013年05月 (14)
- 2013年04月 (17)
- 2013年03月 (16)
- 2013年02月 (12)
- 2013年01月 (16)
- 2012年12月 (15)
- 2012年11月 (14)
- 2012年10月 (16)
- 2012年09月 (17)
- 2012年08月 (17)
- 2012年07月 (15)
- 2012年06月 (15)
- 2012年05月 (21)
- 2012年04月 (15)
- 2012年03月 (13)
- 2012年02月 (16)
- 2012年01月 (12)
- 2011年12月 (14)
- 2011年11月 (16)
- 2011年10月 (15)
- 2011年09月 (14)
- 2011年08月 (14)
- 2011年07月 (16)
- 2011年06月 (8)
- 2011年05月 (6)
- 2011年04月 (7)
- 2011年03月 (9)
- 2011年02月 (6)
- 2011年01月 (5)
- 2010年12月 (9)
- 2010年11月 (3)
- 2010年10月 (2)
- 2010年07月 (1)
- 2010年04月 (1)
- 2009年12月 (1)
- 2009年09月 (1)
- 2009年08月 (13)
- 2009年07月 (12)
- 2009年06月 (12)
- 2009年05月 (12)
- 2009年04月 (9)
- 2009年03月 (13)
- 2009年02月 (10)
- 2009年01月 (11)
- 2008年12月 (14)
- 2008年11月 (14)
- 2008年10月 (13)
- 2008年09月 (13)
- 2008年08月 (11)
- 2008年07月 (8)
- 2008年06月 (9)
- 2008年05月 (10)
- 2008年04月 (9)
- 2008年03月 (11)
- 2008年02月 (11)
- 2008年01月 (16)
- 2007年12月 (12)
- 2007年11月 (15)
- 2007年10月 (14)
- 2007年09月 (14)
- 2007年08月 (17)
- 2007年07月 (14)
- 2007年06月 (15)
- 2007年05月 (15)
- 2007年04月 (16)
- 2007年03月 (16)
- 2007年02月 (15)
- 2007年01月 (13)
- 2006年12月 (13)
- 2006年11月 (17)
- 2006年10月 (23)
- 2006年09月 (30)
- 2006年08月 (33)
- 2006年07月 (31)
- 2006年06月 (31)
- 2006年05月 (33)

コメント
コメントの投稿