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タイムリープ

2008/05/26 02:09:59 | ふつうの日記 | コメント:0件

FrontWingの「タイムリープ」というゲームをご存知でしょうか?

いわゆるエロゲと言われるカテゴリーのゲームなんですが、友人に勧められてやってみました。

YouTubeなどでも、ベンチマークの映像が流れているので、知っている人も多いかもしれません。



実は、このベンチマークの映像を見て、第一印象はあまりよくありませんでした。

そのうえ、この友人が勧めるゲームで、これまでに僕に合ったゲームは、戦場の絆だけ。

映画の好みは合ったとしても、僕がストーリーやキャスティング重視であるのに対し、

彼は映像や音声重視と、微妙にズレがありました。

そんな彼が勧めるゲームだったので、半信半疑で購入することになりました。

まあ、彼もやったことがなく、ベンチマークや雑誌の記事を見て、勧めていたわけなんですがw

しかし、やりはじめると、これがものすごく良いんです。

特にストーリーが良く、恥ずかしながら、うるうる来てしまいました。

まさか、エロゲでうるうる来るとは、思ってもいませんでした。

そのうえ、謎も多く、~編というストーリーを進めることにより、謎が解き明かされていくのが、

本当に楽しかったです。



このタイムリープですが、エロゲということで、エロを期待して買うと裏切られるかもしれません。

Hシーンは、皆無といっていいでしょう。最後に少しだけありますが、かなりソフトです。

エロゲというジャンルは、高校時代にやった「天使たちの午後」以来なので、

他の作品はよく知りませんが、レベルとしては、青年誌のマンガ程度かもしれません。

少し恥ずかしかったのですが、嫁さんに勧めたところ、なかなか好評でした。

ですから、女性でも十分に楽しめると思います。

また、ゲームといいながらも、アドベンチャーゲームほども選択肢がなく、

キャラクターが良く動くことも相まって、アニメを見ているような感じになっています。



さて、内容ですが、

主人公(プレイヤー)は、誠司という高校2年生。

子供のころに両親と別れ、同じような境遇の子供たちと、浜ヶ瀬神社で家族同然に育てられてきます。

そこには、主人公の一つ上で神社の孫娘の「歩(あゆむ)」、主人公と同い年の「悠(ゆう)」、

みんなのお姉さんの「遥(はるか)」、神主の「じっちゃん」、小学生の「風太」と「さくら」が住んでいます。

そしてとある夏休みの朝、神社の境内に一人の女の子が倒れているところから、話は展開していきます。



ネタバレになってしまうので、詳しくは書けないのですが、

この「歩」「悠」「遥」と、タイムリープしてきた女の子「あゆむ」、

浜ヶ瀬の大金持ち、越前屋家のメイドである「こもも」の、5人それぞれに、ストーリーが用意されていて、

順番にクリアしていくことで、謎が解けていきます。



「歩編」
歩は、誠司と悠、それと子供たちから「歩姉(あゆねえ、あゆむおねえちゃん等)」と呼ばれ、
とても頼りがいのあるお姉さんです。
成績優秀、スポーツ万能で、人気者。
どうやら憧れの人がいるようなのですが、
誠司は彼女に「姉」ではなく「女性」としての気持ちが芽生えていきます。
誠司の気持ちは、歩に伝わるのか・・・

メインのヒロインでもあるので、気持ちが入り込みましたね。
憧れの人に負けないように、誠司を応援してしまいます。


「悠編」
悠は、誠司を「おにいちゃん」と慕う、同い年の女の子。
おとなしくて、少し寂しがりやです。トレードマークは、黄色いリボン。
誠司に心を寄せていますが、それを表に出すことができません。
そんな中、誠司は、彼女に「妹」ではなく「女性」としての気持ちが芽生えていきます。

一応サブのキャラクターになるのかな?
実は、ロリキャラ風の位置づけは、好きではなかったのですが、ところがどっこい、全然違いましたw
ストーリーもしっかりしていて、僕が一番好きな編となりました。
しかし、水着がスクール水着で、胸に「ゆう」と書かれているなど、狙いすぎの一面もあり、
そういう部分だけは、ちょっと僕には合いませんでしたね。


「遥編」
遥は、みんなから「遥姉(はるかねえ、はるかおねえちゃん等)」と呼ばれる、一番上のお姉さん。
家事を一手に引き受けています。
職業は、誠司たちが通う高校の先生。
誠司に思いを寄せる悠を応援します。
大人の女性の魅力を持ち、暖かくみんなを包んでくれる人。
そんな彼女に、誠司は「姉」ではなく「女性」としての気持ちが芽生えていきます。

これもサブのキャラクターになるのかな?
でも、一番謎が多い編になるかと思うのですが、一番謎が解けていく編でもあります。
思わず、「おお~」とか声が出てしまいました。
僕がもう一回やりたい編でもありますね。


「こもも編」
こももは、越前屋家に仕えるメイドで、その御曹司「久光」とともに登場します。
久光に対しては恋愛感情は無いのですが、越前谷家と彼に恩返しをしたいと思っています。
何事にも一所懸命ですが、失敗ばかりしてしまいます。
そんな頑張る彼女に、誠司は心惹かれていきます。

本編にはあまり関わらないキャラクターなので、おまけという感じがします。
いつもメイド服を着ていて、ドジで巨乳という狙ったキャラクターですかね・・・。
僕は、あまり思い入れはありません。ごめんなさい・・・。


「あゆむ編」
あゆむは、4年前からタイムリープしてきた「歩」
彼女がタイムリープしてきたことによって、各人の気持ちが動き始めます。
突然のタイムリープにより、戸惑い不安に思っています。
そんな過去の歩に対し、誠司は心惹かれていきます。

彼女もメインのキャラクターです。
すべての編が終わった後に、やっとできる編になります。
なぜ、彼女がタイムリープしてきたのか?という疑問がここでやっと解決します。



と、ネタバレにならない程度で書くとこんな感じになり、なんのこっちゃになってしまいますが、

本当に良く出来た作品なので、オススメしたい作品です。

上にも書きましたが、女性にもオススメしたいです。

昨年の年末に発売された作品なので、少し前の作品ですが・・・。

ストーリーはもちろん、音楽も素晴らしいし、キャラクターも声優さんの演技も素晴らしい。

一部、浴衣の襟が逆襟になっている残念なシーンもありましたが、それはそれで・・・。
 
 

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