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伊勢茶(大台茶)のほうじ茶ティーバッグを飲んでみました

2019/03/13 21:00:00 | お酒・飲み物 | コメント:2件

うちで常用しているお茶は、地域のお茶でもある「伊勢茶」

今回は、川口製茶「伊勢茶(大台茶)のほうじ茶ティーバッグ」を買ってみました。

川口製茶は、大台町の国道42号線沿いにお茶工場があって、

場所は知っていたのですが、直売はしていないみたいで、

川口製茶の製品とわかって飲むのは初めてのように思います。



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こちらがパッケージ。

パッケージは、たぶんオリジナルのものではないような気がします。

伊勢茶(大台茶)ブランドを使っていないので、伊勢茶としては売っていないのかな?

でもまあ、大台町で買ってきたものなので、

地域の人向けに「言わなくても分かるだろう」程度で売っていたのかもしれません。

このあたり、おおらかですよねぇ。

普段から、何も書いてないパッケージなんかでも売られていたりしますw



IMG_1448.jpg

こちら裏面。



冬から春先の緑茶は、冷蔵ものがほとんどになってしまい、

お茶の香気がいちばん弱い時期ではあるのですが、

そういう時期に昔からよくやるのが、玄米茶にしたり、ほうじ茶にしたり。

ほうじ茶とか、昔は家で作るものでしたが、

ここのところ、伊勢茶でもお茶工場でも作っているんですね。



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ティーバッグではありますが、糸は付いていません。



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湯を入れました。

粉茶というわけでもないので、出はそんなに良くはないかな。

ゆっくり淹れていきます。



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では、いただきます。



ほうじ茶になっているとはいえ、

いかにも伊勢茶という、特有の甘味や渋味は残っていて、

伊勢茶の番茶をほうじ茶にしたのがよく分かります。

ということは、あまり強く焙じていないということでしょうか。

そして、茶葉のまま焙じてから粉にしたのかな。

このあたりの加減が、なかなか微妙なのでしょうが、

さすがプロの作ったほうじ茶なので、とてもふくらみのある味になっています。






三重県中南勢はお茶の栽培が盛んなところで、

今でこそ、実家の周りは家が建ってきましたが、

僕が子供の頃は、周囲にいっぱいお茶畑がありました。

母親も、最盛期にはよくお茶摘みに駆り出されていましたし、

お茶工場も近くにあって、初夏は近くを通ると、お茶が蒸される蒸気が見えたり、

乾燥時の香りが流れてきていました。

そんな環境で育ったので、なかなかお茶にはうるさくなってしまいました。

「伊勢茶」で育ったので、「伊勢茶」が好きということもあるのですが。



おおまかに「伊勢茶」といっても、中には多くのブランドがあります。

北勢は、四日市の水沢茶、鈴鹿茶、亀山茶、

中南勢は、大台茶、度会茶、飯南茶などなど。

伊勢茶の生産量は、静岡県、鹿児島県に続き全国シェア3位。

多くのブランドが乱立していると、国内のブランドとしての知名度で負けるので、

統一したのではないかと思われます。



北勢は、かぶせ茶が盛んで、こちらは全国シェア1位です。

また、特に飯南茶で、伊勢の和紅茶という製品も作られ始め、

伊勢茶全体でも、「伊勢紅茶」なるブランドで紅茶の生産も始まっているようです。

IMG_7558.jpg
↑昔の記事から写真だけ

全国的に、輸出向けの粉茶や抹茶への転換が進んでいますが、

それも含めて、いろんな試みがなされているみたいですね。



産地が大きく離れているため、「伊勢茶」というブランドに統一していても、

伊勢茶内の各ブランドで、味の違いがあって楽しいです。

中南勢のお茶は、ほとんどが地域で消費されているみたいですが、

ネット販売などをしているところもあるので、よかったら探してみてください。



コメント

2019/03/14(木) 06:46:42 | URL | sarukitikun #-
元々ほうじ茶が好きなのでこちらは飲んでみたいです、ネットでも売っているのか検索してみます〜(^o^)丿

sarukitikun さん

2019/03/14(木) 19:35:54 | URL | 大暗黒天. #-
> 元々ほうじ茶が好きなのでこちらは飲んでみたいです、ネットでも売っているのか検索してみます〜(^o^)丿

ほうじ茶美味しいですよね。
よかったら伊勢茶飲んでみてくださいね^^

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