とても不快で深い映像と不思議な雰囲気　King Gnu 「The hole」

観るたびに不快になるけれど、深くて考えさせられる映像と、

とても不思議が雰囲気も持つKing Gnu （キングヌー）の名曲、「The hole」に、

結構ハマっています。



いきなり、男性同士のキスシーンから始まり、ギョッとします。

それだけでなく、映像の主人公は、ゲイでありながら女性とも関係を持つ、バイセクシャル。

僕はこのあたりに理解が無いので、はっきり言って不快ではありますが、

ただ不快なだけでない、何か深いメッセージが感じられ、

観る・聴くたびに、いろんな側面で考えさせられます。



勝手な解釈ですが・・・

「The hole」・・・直訳すれば、穴。

心の穴、心の傷、といったところでしょうか。

主人公には、男性の恋人がいて、そこに現れる女性。

女性は心に傷を負っているうえに、顔に痣ができるほどのDVを受けている様子。

そんな彼女を守りたいという気持ちから、女性と恋人関係になっていきます。

しかし女性と会った後に、恋人の男性の元に行くような主人公に、

恋人の男性は、主人公の心が離れていきつつあると気づく。

しかし、男同士の肉体関係は続きますが、どうやら女性とは肉体関係は無い模様。

そんなとき、女性の恋人には、ホモの恋人がいることがバレ、

男性の恋人には、女性の恋人ができたことがバレてしまいます。

それにより、男性の恋人は海外に旅立ち、女性の恋人も離れていきます。

主人公は、男性の恋人を追うことはせず、女性の恋人を探して走り出します。

映像としては、こんな感じでしょうか。

そこに、歌詞がリンクされ、映像が深く、いろんな側面で考えさせられるわけです。





観る人によって、いろんな解釈があると思います。

皆さんは、どのように感じましたか？

よかったらコメントに書いてみてください＾＾






このKing Gnu のボーカル、井口理さん。

初めてKing Gnu の曲を聴いたのは、「白日」でした。

この、「白日」の美しいボーカルには痺れましたが、

いやいや、「The hole」のボーカルも世界観がすばらしいです。

ほんと才能の塊って感じの若い人だなぁと思ったら、26歳でそんなに若くはなかったですねｗ

って、1993年生まれって、もうその年には働いていたなぁ・・・とか、ちょっと凹みました。