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小惑星探査機はやぶさ2の試料カプセル帰還計画公表 から思うこと

2020/09/03 21:00:00 | ふつうの日記 | コメント:2件

小惑星探査機・初代はやぶさが、帰還したのが2010年6月13日

あれから10年以上経っていたのですね。

そして、次の小惑星探査機はやぶさ2が、もう帰還の準備に入っている

ことはご存じでしたか?

今年の12月6日には、カプセルが帰還するとのこと。

不具合続きてボコボコになって還ってきた初代はやぶさに対し、

はやぶさ2は順調にミッションをクリアしての帰還だそうです。



  ⇒はやぶさ2の試料カプセル帰還計画公表 JAXA リュウグウで採取、地球に落下 ~毎日新聞



これだけ順調にミッションをクリアしてきたうえに、まだ余力を残して、

カプセル投下後、次の小型小惑星に向かうのだとか。

うーむ。すごい!

ほんとすごい。でも、なんだか感動的じゃないw



初代はやぶさは、それはもう故障につぐ故障で、通信途絶まで行っています。

そこからの復帰、そしてカプセル帰還、最後に地球の写真を撮って燃え尽きるという、

もう日本人の心をゆさぶりまくる、それはもう感動的な物語になっていました。

後日2作品の映画化もされましたが、普通にWikipediaを読んでいるだけでも、感涙ものです。

誰が書いたイラストか知りませんが、女の子に擬人化された初代はやぶさが、

ボコボコになった姿で、「おつかいできた」というイラストを見たとき、

思わず「よく頑張ったね」と泣けてしまいましたから。



それが・・・それがですよ。

2014年12月3日に種子島宇宙センターから打ち上げられ、

2019年2月22日に1回目の着陸に成功をはじめ、ほぼすべてのミッションに成功、

今回の帰還というスケジュールなわけです。

これも、とても日本的といいますか、淡々と粛々と、当たり前のように問題なく進められて、

初代はやぶさのような盛り上がりは、ほとんどありませんw

この記事も、テレビではあまり取り上げられていないのではないでしょうか。



ボコボコになった初代はやぶさに感動するのも日本人。

はやぶさ2が、ほぼすべてのミッションを成功させても、当たり前のように受け入れるのも日本人。

どちらも日本的なんですよね^^;



日本は、超超低予算で、もう普通に小惑星の探査ができる

技術力を持っているということなんですね。



bg_uchu_space.jpg


コメント

2020/09/03(木) 21:35:00 | URL | 今から #-
こんばんは。
考えてみると、とてもすごい事ですよね。
研究者達の技術、作戦、熱意は尋常では無いと思います。
勝手なイメージですが、こういう成功例はやらされたり使命感とかではなく、
熱意とか夢を叶える力という感じがしています。
よくわからないですが・・。

因みに私は、宇宙からの機体回収シーンでは
1998年のバーチャロンオラトリオタングラムのエンディングが一番好きです。
(ゲームの腕は全然です)

今から さん

2020/09/04(金) 00:35:30 | URL | 大暗黒天. #-
こういった技術は、アメリカや中国のように、莫大な予算をかければ可能なんでしょうが、
日本のように、超超低予算で頑張る熱意は、ものすごいものがあると思います。

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