叔父の葬儀の線香番で、不思議な体験をしました

今日は、叔父の葬儀でした。

この叔父は、母の弟で、３姉弟のいちばん下です。

叔父は、入院が長く、住居も引き払っており、

また妻子がいないこともあって、地域葬のかたちを取ってもらいました。

そのため、お寺に遺体を安置し、湯灌、通夜、葬儀と、すべてをお寺で行いました。



全国的なしきたりかどうかは不明ですが、僕の知る限りこの辺りでは、

葬儀前日まで、交代で線香番を置き、線香を絶やさないようにしています。

これを夜伽と呼んだりもします。

今回の線香番は、最初の亡くなった日を、母と叔母の二人で、

通夜の前日が、僕が一人で行い、通夜の晩を僕の弟がやりました。



この線香番のお話。



僕の叔母は、若い頃から霊感の強い人で、母はまったく霊感の無い人。

二人で線香番をしてたところ、叔母にはキンキンという、金属音のような音が

聴こえていたそうで、しかし母は聴こえないと話をしていたそうです。

しかし夜中3時頃、庭を歩く、砂利を踏みしめるような音が聴こえてきて、

そのうち縁側を歩く音が聴こえてきたそうです。

その頃になると母にも聴こえるようになって、

母がガラス戸を開けて確認しても、誰もいない状況。

縁側の向こうは小さな庭になっていて、その向こうは山。

そのうち、ガラス戸の内側にある障子戸をトントンするような音に変わってきて、

それが結構大きい音で、長い間続いたようです。

風がまったくなく、ガラス戸の鍵も閉まっている状態で、外から障子戸は触れません。

これは母と叔母、両方が聴いたというか見ていたそうです。

○○（叔父の名前）くんが、いるのかな・・・と話していたそうです。



そして、二日目。

僕が一人で、線香番です。

僕も母と同じで、霊感というものが、まったくありません。

しかし、僕も不思議な体験をしました。

お寺の梁には、祠堂金などをお布施した人の名前や年月日などを示した紙が、

垂れさがるようなかたちで、何枚も貼られています。

これが、まったく風もないのに、おもっきり揺れるんです。

時間は21時半ぐらいから0時ぐらいと、3時ぐらいかな。

田舎のお寺なので、前面と側面は、すべてガラス戸になっている構造なのですが、

鍵がかかっていないと隙間風が入るのかと思い、すべての鍵をかけてみたのですが、

やっぱりおもっきり揺れます。

手をかざして、隙間風があるか調べてもみたのですが、まったく風はありません。

スマホで、鍵をかける前と、かけた後の動画を撮影したのですが、

かえって、鍵をかけた後のほうが揺れています。

おもっきり個人情報の書かれた紙を撮影しているので、公開はできないのですが、

動画は残してあります。

まーったく恐怖感などはありませんでしたけどね。



一応モザイクいれて、静止画像にしてみました。



後ろの細かい紙は、ほとんど動いていないのに、手前の大きい紙だけが動いているのが

わかりませんか？






朝になり、和尚さんたちに、このようなことがあったとお話したのですが、

一人は全然信じておられなかったのですが、

高齢の和尚さんが、こういうことは、別に珍しくない、

世の中には、科学では証明できないこともありますからとも仰っておられました。

叔父さんが、いてくれていたのであれば、嬉しいことなんですけどね。








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